人吉の観光を立て直す!
道の駅利用促進プロジェクト

人吉市

プロジェクトについて

人吉クラフトパーク石野公園とは

「人吉クラフトパーク石野公園」は、クラフト製作体験、物産販売、キャンプ場、展示館等を備えた都市公園として平成元年に開園しました人吉市直営施設です。令和元年には「人吉球磨スマートIC」開通とともに「道の駅人吉」として供用開始し、今後は人吉球磨地域の玄関口としての観光情報発信、物産振興、文化振興等としての機能をより強化し、またコロナ禍や今年の豪雨災害から一刻も早い地域経済浮揚及び復興が望まれる中、地域観光拠点及び市民交流拠点の旗頭としての役割を期待されています。

プロジェクトを始める理由

人吉市の観光分野においては、コロナ感染症の拡大や、今回の災害を要因とする観光関連産業の営業不振や、本市中心部の観光関連施設の壊滅的な被災状況により、その復旧復興には相当の期間が必要となっております。このため、被災事業所・観光関連施設への支援を行いながら、「観光都市ひとよし」の復興を進めていきます。
今回の事業対象としております「道の駅人吉(人吉クラフトパーク石野公園)」は、中心地から離れている場所ではありますが、被災を免れた数少ない観光拠点であり、ここを人吉観光及び市民の憩いの場とした復興のシンボル的拠点として再構築します。本施設の魅力・利便性を高め、訪れる方に安らぎの場所を提供し、これまで以上に大勢の方が楽しめる施設へと発展させていきたいと考えています。
開園以降最盛期には年間18万人を集客していた本市の代表的な観光施設ですが、平成7年九州自動車道の全線開通による“通過都市化”の影響から入園者・物産館売上ともに伸び悩み、右肩下がり状態となりました。令和元年8月には園の一部を「道の駅人吉」として供用開始しましたが財政難の最中、大規模な改修も行えず、広大な敷地を活かしきれていない状態です。施設の老朽化に反して新たな魅力付けや効果的な情報発信が今後の大きな課題となっています。特に入園者がほぼ観光客に限られており、いかに地域外の皆様により良く過ごしていただけるかに意識が偏っていました。そのような中、今年7月の豪雨災害により地元市民のための交流、憩い、健康増進といった場が減少し、この石野公園をいかに市民にも愛される空間としてご利用いただけるかといった視点からの魅力づくりが重要となっております。しかしながら、特に入園時に身体的苦痛を強いる62段の入口階段は、常に話題の中心でありながらも抜本的な解決策が見いだせないまま今に至っており、この“負の階段”をはじめとする当園の施設設備の諸条件を何とかプラス方向に転じさせ、市民の健康づくりや交流促進の場としての付加価値付けを行いたいと思っております。

業務内容

  • 現場視察/打合せ(条件等確認)
  • 企画立案内容の検討/オンラインMTG
  • 具体的実行プラン作成(または作成支援)
  • 具体的な発信方法の検討、フロー設計、提案(可能であればここまで)

私たちがつくりたい未来

「『おはようございます!』『こんにちは!』って・・ここの子供達は見知らぬ私たちにもよく挨拶してくれますね。」と、当地を初めて訪れた方は感心され、これを耳にするたびに「このことが当たり前ではないんだ」、と同時に当地に根ざす者として誇らしい気持ちに浸ることができます。ただ価値観の多様化やネット社会拡大などの影響も遠因なのか、少しばかりそのような場面も減ってきつつあるのかなと感じることがあります(もちろん子供達には何の責任もありませんが)。そんな中で、この石野公園に人々が集い、歩いて、寛いで、交流することで、また色んな「人吉らしさ」を思い出し、勇気づけられて、そして今度は周りの人々や社会も元気づける、大げさかもしれませんが、そんな役の一端を担える公園になれたらいいなぁ、と…。
令和2年7月豪雨災害を経験し、私たちは球磨川とともに暮らすことについて、あらためて深く考えさせられました。この災害を踏まえた中で、私たちはこれから生きる場所、立ち上がるグラウンドを決めなければなりません。
そして、私たちは災害を乗り越え、これからもここに安心して住み続けるために、あらゆる知恵を集結し、必要な取り組みを迅速に展開していく必要があります。

人吉市復興基本方針の復興の将来像から抜粋

復興の将来像
~希望ある復興を目指して~
球磨川と共に創る みんなが安心して住み続けられるまち

募集情報

代表者について

【プロジェクトリーダー】池下 英治

平成8年人吉市役所入職。令和2年4月より石野公園管理室長(兼人吉市経済部観光振興課観光企画係長)。市民生活課を皮切りに、観光、環境、公共交通部門等を担当。近年は特に、鉄道ミュージアム、まち・ひと・しごと総合交流館、道の駅人吉といった施設の供用開始(ソフト面)に携わることが多い。

【メッセージ】

当「人吉クラフトパーク石野公園」は、クラフト製作体験、物産販売、キャンプ場、展示館等を備えた都市公園として平成元年に開園し、令和元年8月には園の一部を「道の駅人吉」として供用開始しました。しかしながら施設自体は大規模改修もなく老朽化が著しく、施設の長寿命化や新たな魅力付け、効果的な情報発信が今後の大きな課題となっています。中でも特に入園時に身体的苦痛を強いる62段の入口階段は常に議論の中心となりながらも抜本的な解決策が見いだせないまま今に至っています。この“負の”階段をはじめとする当園の施設設備を活かし、市民の健康づくりに繋げられる企画を作り上げてまいりたいと思っております。

募集要項

期待すること
  • ディスカッションパートナーとして、建設的な議論ができること
  • 現在の状況を前向きに、一緒に可能性を見出してほしい
募集する人材 経営企画、催事企画、施設運営等に携わった経験のある方
勤務スタイル
  • 初回(1~2回)の現地訪問
  • 隔週程度のオンラインMTG(必要に応じて)
  • 週1回程度のリモートでの作業
交通費 要検討
謝礼(月額) 3万円〜5万円(コミットに応じて決定)
成果報酬 あり
応募は終了いたしました

企業・団体概要

企業・団体名 人吉市
設立日 1942年2月11日
代表者名 人吉市長 松岡 隼人
事業テーマ 地域活性化・まちづくり
事業内容 地方公共団体
業種 行政
所在地 熊本県人吉市麓町16番地
従業員数 人吉市民 31,680人(令和2年9月末現在)
ホームページURL https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/