熊本県南部の人吉盆地に位置し、南が鹿児島、宮崎両県に接する人口32,熊本県南部の人吉盆地に位置し、南が鹿児島、宮崎両県に接する人口32,000人ほどの人吉市。九州山地の連山に囲まれた盆地で、市の中央部を流れる日本三急流のひとつ・球磨川が東西に貫流し、さらに南北から多くの支流が本流である球磨川に注ぎ込んでいます。遺跡・遺物などから、旧石器時代(紀元前2万6千年前ごろ)には、人々が生活していた模様です。鎌倉時代初期に鎌倉幕府の地頭として、遠州から相良氏が入国しました。相良氏は幾多の戦乱を経つつも明治維新までの約700年間、地域の大名として一貫してこの地を治めてきました。そのため、人吉城跡をはじめ、相良700年の歴史を物語る数多くの重要文化財が存在し、神社仏閣、古い町並みが点在し、2015年には文化や風習を含め、第1回目の日本遺産に登録されています。また、市内には美肌の湯と言われている天然温泉なども点在することや、米を原料とした球磨焼酎はWTOから地理的表示を認められるなど、地域資源が豊富です。
プロジェクトについて
人吉市とは
プロジェクトを始める理由
今回のプロジェクトでは、令和2年7月豪雨で被災した本市が、これから10年後の2030年の人吉市の未来を描くものです。
こんな2030年の人吉市だったら、この地域に関わっていきたい、住んでみたい、住み続けたいというワクワクするようなものを作り出すものです。
尖った未来を考え、災害を逆手にとった新しいまちを、外部の視点を活用して考えていきたいです。
「〜新たな価値の創造 次なる挑戦へ~ 未来協創都市ひとよし」を一緒に目指しましょう。
業務内容
人吉市の目指すべき将来都市像として「〜新たな価値の創造 次なる挑戦へ〜 未来協創都市ひとよし」を掲げており、それに合致するようなクリエイティブで、チャレンジなものを作ることが前提。
2030年における人吉市のあるべき姿の理想形をイメージする。
それに近づけるアイデアや取り組みを汲み上げる。
今の行政組織では絶対無理というアイデアも反社会的なもの以外はOK。
可能であれば、3パターン程度の未来地図を描ければ
私たちがつくりたい未来
鎌倉時代から脈々と続く相良文化、球磨川をはじめとする豊かな自然を大切に継承し、人々の心のふれあい、心の温もりを感じることのできるまちを目指すとともに、市民と行政とが手を取り合い、一体となって私たちのまちをともに創り上げる、未来に向かって新たな一歩を踏み出す、新しい未来を創造するための指針として、「~新たな価値の創造 次なる挑戦へ~ 未来協創都市ひとよし」を将来都市像として総合計画にも掲げています。s
このビジョンに、コロナ禍に加え、令和2年7月豪雨による被災で壊滅的打撃を受けた本市が、被災前よりも希望ある復興を目指すには、外部からの力を積極的に吸収し、協創していきたいです。
募集情報
代表者について
【プロジェクトリーダー】竹邊 紘一郎
大学卒業後、2000年人吉市役所に入庁。財政課や下水道課など役所内での業務がメイン。2018年から2年間、熊本県庁の企業誘致部門に出向。2020年に帰任後、商工振興課しごと創生係の係長として、コロナ禍ではあるが関係人口の創出や企業誘致に取り組む。
【メッセージ】
今回の災害で、本市の3分の1の世帯が被災してしまいました。みんなが諦めに近い気持ちでいるなか、今までお付き合いのある方たち(関係人口)をはじめ、いろんな方や団体等から物心ともに多大なご支援をいただいています。災害前からのお付き合いの方はもちろんのこと、災害をきっかけに本市の復旧・復興へ少しでも関心を持って頂ける方たちとのご縁を大切にすることが、「~新たな価値の創造 次なる挑戦へ~ 未来協創都市ひとよし」の実現に繋がります。課題はまだまだ山積していますが、地域の人が幸せになる、ここで再建してよかったと思えるワクワクするまちのイメージを一緒に形にしていきませんか。
募集要項
期待すること |
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募集する人材 |
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勤務スタイル |
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交通費 | 企業負担 |
謝礼(月額) | 3万円〜5万円(コミットに応じて決定) |
成果報酬 | あり |
企業・団体概要
企業・団体名 | 人吉市 |
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設立日 | 1942年2月11日 |
代表者名 | 人吉市長 松岡 隼人 |
事業テーマ | 被災地復興 |
事業内容 | 地方公共団体 |
業種 | 行政 |
所在地 | 熊本県人吉市麓町16番地 |
従業員数 | 人吉市民 31,680人(令和2年9月末現在) |
ホームページURL | https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/ |